新しいパッチは確認できず...

ForumはRC2のパッチでどんなエラーが出たかを報告するスレッドが新たに立つなど、動きがあるものの新しいパッチは確認できず...
KikoとJaSのパッチの2種類があるだけだが、それでも混乱するには十分なようでどっちを入れたら良いやら、JaS、Kiko(RC2)を順番に当てたらどうなる?などの投稿がちらほら。
パッチを出す側も、急なリリースでミスのあるパッケージを出さないように多少慎重になっているのではないだろうか。
使う側が皆、経験者というわけでもないので、いくら自己責任で!と言った性格のものであろうと悪い影響になる芽は摘んでおこうという感じがする。

どうしても入れてみたいチャレンジャー以外は、少し冷静に事態の推移を見た方が良いだろう。

ところでForumも一つの話題に複数のスレッドが立つと、少し見ない間に必要なスレッドの所在がわからなくなる。

#340の投稿が正しければ、「10.4.4より新しい(ハックされた)カーネルは出ていない」とのことだし
さらに、ファイルの暗号化もカーネルに依存していく傾向であるようなので、今のままではOSx86も大きな曲がり角にきている感がある。

誰がどう使っても自由だが(と断った上で)安いパーツで組んだマシンで使うのなら兎も角、Dore2Duo以上の旬なハードウェアであれば、アップデートの度に一喜一憂することになるし、旨みがあまり感じられない。
Aperture1.5アップデートを入れたい人以外は...10.4.8を影響のないパーティションに入れてしばらく使ってから判断した方がいいんじゃ無いかな。

時、たまたまVista RC1がリリースされるのと重なり、OS比較がいつものようにWEB上でも雑誌上でも取り上げられている...
OSx86を入れているGX520(ほぼ実験機、CeleronD 2.8G 1GB)に最近のRC1を入れてみた
MacOSXを普段使っている自分には特に目新しいと感じる部分が無く、ただいちいち重たいなあと
不慣れな部分もあるが、あれはどこへ行った?とXPとの違いも結構あった
評価できる部分も少なくないが、健常者がアプリケーションを実行するには不要なものがどっさり入ったOSでXPから乗り換える必然性を感じられなかった。OSを発売日の深夜に並んで買う人もいるのだろうが、別売りのOSを購入してインストールする人は稀な人種になってしまった(すでに)。Vistaのほとんどのユーザーは新しくPC買ったら入っていた、ってことになるんだろう。

OS9は使ったことがあるが、あまり好きじゃなくて
MACOSXPantherになるまでメインはWindows(3.1/95/98/2000/XP)で通してきた自分にとっては
最近のWindowsPen4のXPとParallels上のWindows2000ばかり。
正直、最近Windows2000が軽さが結構気に入っている。XP機でもリモートデスクトップをしないヤツは2000に入れ替えたりしている。

必要なアプリケーションが使えれば道具としてのパソコンはどんなOSでも良いと思うが
(あくまでも想像だが)最近のMACOSXをしばらく体験したら、Vistaを選択する人は少ないはずだ。
仕事でVistaは使わなければならないが、マイクロソフトのOSにこれほど幻滅したことはない。
普通のユーザーが使うのに別に問題はないが、他のOS、特にPC Unix系が実現+到達している領域には遙かに及ばないものであることは事実。OSは背景に文化があるが、その文化レベルが違いすぎると感じるほど差は大きい。
Bill Gates氏も自分が作った会社を去るのは年齢や本人が語っている理由が本心ではないような気がする。

(XPを2000にリプレースしたからではないが)
10.4.7まで上げたサーバー機をクリーンインストールしなければならず、この機会に10.4.4を入れて見ようと思う。
Kikoのパッチも明日でるかわからないが、まあ近いうちにアップされる気がする。